「寝かせておく」とは、使わないで置いておくということを表わします。

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漆で塗った塗り物製品は、

「しばらく寝かせておく」

という言い回しをします。

 

「しばらく寝かせておく」というのは、しばらく放置しておくということを表わします。

箱に入ったままでも結構ですので、しばらく使わないでおくことをお勧めします。

塗りたての漆は、乾いているように見えても、完全に乾ききっていません。

完全に乾いていないお椀に、熱い汁物などを入れると、漆の変色の原因にもなります。

 

それでは完全に乾くには、どれくらいかかるのでしょうか?

余裕を見て、半年は「寝かせておく」といいでしょう。

漆は塗った時の温度・湿度によって、乾き具合なども違ってきます。なかなか上手く乾かない時期もあれば、そうかといって早く乾けばいいということもありません。早く乾きすぎるのもよくないのです。梅雨前の5月くらいの温度・湿度が漆にとっては一番良いそうです。

漆の乾き具合とともに、臭いもだんだん薄れてきますので、漆の臭いが気になる方は、充分に乾いて、臭いが薄くなってからお使いいただくのが理想です。

乾いていくのと同時に、朱色や溜色などは、どんどん明るく変化していくのも漆の特徴です。

 

漆は生きているということですね。

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このページは、塗り物ライフが2012年7月12日 10:54に書いたブログ記事です。

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