ふる里体験の家「椀de縁」~うるしの里で沈金体験をしました。

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2月19日(日曜日)ふる里体験での出来事です。

体験したのは、沈金体験お茶事風懐石料理体験

沈金とは、漆器の加飾技術のひとつで、ノミで彫って、色粉をまいて色を入れていく技術です。漆器の町に生まれ育った私ですが、これまで体験したことは一度もありません。今回初体験!

漆器体験は、沈金体験の他に、蒔絵体験もあるそうで、この日は蒔絵の職人さんがあいにくいらっしゃらないということで、沈金のみ体験してきました。

私は河和田生まれの河和田育ちですので、沈金がどういうものかということくらいは知っていましたが、他の方たちにはほぼ馴染みのないことでそれこそ作品をじかに鑑賞するという機会もなかなかないですよね。本当に貴重な体験です。

今回お邪魔したのは、日展作家の冨田立山先生のお宅です。まさかじきじきに教えていただけるなんてちょっとびっくりでした。沈金体験を始める前に、広い奥座敷に飾られている数数の作品を拝見し、圧倒されてしまいました。座敷がちょっとした美術館のようでした。

沈金体験

まず始める前に、先生からノミの使い方を習いました。細いノミ、太いノミを自由自在にいとも簡単そうに操る先生の手ぶりを見ていると、なんだか自分も簡単にできる?!なんていう錯覚をおこしてしまいましたが・・・

練習の板で線を何度か彫ってみてとりあえずの感覚を確認した後、今度は絵型選び♪ 私は春が待ち遠しかったので、梅の花にしようと決めていたのですが、素敵なアジサイの花を見つけてしまい、アジサイにしました。ちなみにこれ手鏡なんですよ。

沈金体験

絵型を映してもらったら、ノミで線に沿って彫っていきます。深く彫る部分、浅く彫る部分、いろいろ考えながらの作業です。

沈金体験

先生にお手本を見せてもらいながら自分の作品を彫っていきます。最初はおっかなびっくりで彫っていましたが、徐々に口数も少なくなり、真剣に彫り、彫り、彫り・・・次第にハマっていきました。結構どころか無茶苦茶楽しくて!彫っている途中に先生の奥様からいただいた「しょうが湯」がとっても美味しかったです♪

沈金体験

そしてこれが私が彫ったアジサイです。初めての事で、輪郭がぼけてしまっているのがちょっと悔しいのですが、なんとか彫りが完成です!

沈金体験

この後の色付けは先生にお任せです。というのも、本物の漆を表面にかけて色粉をまいていくので、かぶれるといけないということもあり、ここからは先生の作業となりました。どんな色にするかは、私たちが決めて、その通りに色をつけていってくださいました。沈金は、もし色を付けて思ったイメージと違うなと思ったら、色を変えることができるそうです。実際やって見せてくださいました。

この色付けの工程は、先生がされるとあっという間でこれまたいとも簡単そう!こんな素晴らしい職人技を間近で見ることができるなんてなかなかないことです。今度は色付けもチャレンジしたいなぁ!!!きっと私は漆の免疫があるので大丈夫だと思うのです。地元生まれですから(笑)

沈金体験

そして、できあがったのが上の写真です。光の関係で、実物より色がきれいに出ていませんが、みなさんの作品が素敵にしあがりました。

体験した私たちは大満足でした♪

沈金体験

家に帰ってから自分の作品を改めて記念撮影しました。鏡を入れるおしゃれな布の袋もついてきますよ。

体験された方が、次の日がちょうどお母様の誕生日ということでプレゼントされるとおっしゃっていたのを聞いて、私も母にプレゼントしようと思います。喜んでくれるかな♪

 

このあと、お茶事風懐石料理体験をするのですが、次回の記事につづく、です。

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このページは、塗り物ライフが2012年2月21日 13:00に書いたブログ記事です。

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