塗り物(漆器)修理はひとつひとつ丁寧に。

塗り物(漆器)は、修理ができます。それが塗り物のいいところ。

高価なものであればあるほど、お得なのです。愛着があればなおのこと、修理して使っていただきたいものです。

さて今回の修理のご依頼、木質樹脂系の溜(ため)塗り丸盆。木質樹脂というのは、樹脂に木粉を混ぜているものです。樹脂の中でも、高級感がでる製品に仕上がりますよ。

修理の丸盆

ずいぶんお使いなのでしょう。本来の艶(つや)がなくなり、キズも目立ちます。塗りの剥離は見られませんね。ただ、全体的に、キズついているので、表も裏もすべて塗り替える必要があります。

この場合は、全体をペーパーで水研ぎします。

修理の丸盆研ぎ

研ぎで大切なことは、素地に適したペーパーできれいにキズをつけること。

粗いペーパーから、細かいペーパーまで種類はいろいろありますので、生地の硬さに合わせた適度なペーパーで研ぎます。

お盆の立ち上がりの角の部分など、研ぎにくい部分は一つ一つ手で確認しながら研ぎます。ここをおろそかにすると、塗りの密着が悪くなり、密着が悪いということは、その部分から剥げてくるという事になるのです。

研ぎの工程は一番面倒な部分ですが、一番大事な部分とも言えます。

 

さて、研ぎあがったら、塗りの工程に移るのですが、これはまた仕上がってからブログにUPします。どのように生まれ変わるかお楽しみに。

 

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このページは、塗り物ライフが2011年2月18日 15:03に書いたブログ記事です。

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